2018

あけましておめでとうございます。もう新年開けて1ヶ月近く経っているが、全く書いていなかった。若干このblogのログインパスワードを忘れかけてもいた。俺はというと、5年ぶりぐらいにインフルエンザにかかったりしたけど元気です。

それ以外の出来事といえば、相変わらず仕事をし、甘いものを食べ、バンド活動をする、である。すでに今年は2回ライブがあった。その2回がどうだったか、というのを率直に書くといろいろ問題も出るので書かないけど、その2回を経て思ったのはやはり「場が整ってさえすれば間違いなく良いライブはできるし、他のバンドに負けてない」ということである。ただ、一方で「場が整っていないと圧倒的に脆い」ということも改めて思った。

簡単に言うと、やっぱり自分のバンドは、ライブの出来が場の雰囲気や、お客さんの雰囲気に左右されてしまうのだ。「ライブの出来がお客さん次第なんて考えは甘え。どんな時でも格好いいライブが出来て当然。」というのはもちろん理想だし、それを実現してるバンドも多い。ただ、うちみたいな系統でそれを実現するのははっきり言って無理だと思う。だって、ライブの良さの第一感想が「格好良すぎる」とか「曲良すぎて泣ける」とかじゃなくて、「面白い」「楽しい」が一番に来るであろうバンドだからだ。そうなると、楽しそうなお客さんが多ければ多いほど、より「これに乗っかって楽しんでいいんだ!」と思う人が増える。バンドもより攻めたことができる。より楽しくなる。より楽しむ人が増える…と、いわゆる相乗効果である。

そういうことなので、今年は自分のバンドの魅力が最大限伝えられる場でライブできるようにする、という努力を本当にしていきたい。結局のところ、良いライブをするのは、良い曲を作る、演奏をちゃんとする、というのは当たり前で、そのライブをする日が、自分たちにとって良い雰囲気の場になるようにする、というのも努力なのだ。先にも書いたが、バンドの良さは他のバンドに負けてない。バンドの第一感想は「楽しい」とか「面白い」という感想が出てくるだろうが、曲のアレンジを考えたり演奏してる身からすると、曲の良さや演奏の良さも他のバンドに負けず、見た人を十分満足させられると思っている。そうでなかったらこの歳になってまでこんなペースで活動するバンドをやっていない。とっくにやめている。だからこそ、そういった「曲も良いんだ」「演奏も凝ってるんだ」という部分まで見てもらえるようにするためにも、まずは「面白い」「楽しい」と思ってくれる人を本当に増やしていきたい。

それに加えて、当たり前だがちゃんと楽器の練習をしたい。ここ数年、徐々に練習量減ってて、昔できたこと(速いフレーズとか)ができなくなったりしていたけど、去年後半数ヶ月ちゃんと練習するようにしたら改善してきた。やはり、地道な努力はちゃんと効果があるのである。自分より年上の、もう「若さ」を武器にしていないミュージシャンで素晴らしい人は、みんな当たり前だけど、表現力とかも含めた圧倒的な「楽器の上手さ」で見る人に感動を与えているのである(もちろん年下でもちゃんと上手い人山のようにいるけど)。俺ももう全然若い年齢ではない。でも、この先10年経とうが20年経とうがそれ以上経っても、見た人に「また見たいな」と思わせるライブをしたい。それに向けても、今まで以上に演奏の練習は必要なのだ、と思った。

新年一発目なので、とりあえず軽いゆるふわな記事でも書いておくか、的に書き始めたけど、気がついたら割と固いしクソマジメな文章になってしまった。今年も甘味も楽器も頑張ります。写真は新年に京都で食べたBLUE FIR TREEの幻のホットケーキ。これも滅茶苦茶美味しいのでまた紹介します。

soe

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