※当記事は、過去に書いた「ミナミホイールを終えて」をあらかじめ読んでいると、より楽しめるかもしれません。http://sweetsweetdays.com/archives/656
ろくに大したことをしていないはずの昨年、「ミナミホイールを終えて」というタイトルでblogを書いていた。昨年は、ちょうど第一回パンケーキ食べ放題イベントをやる少し前だったので、「パンケーキ食べ放題やりまーす」と意味のわからない言葉を発しながらビラを撒きつつ、合間に少しライブを見ていた記憶がある。改めて自分の書いたblogを読み返すと、1年で様々なことが変わったな、と思わずにはいられない内容だった。
今年は、ようやく関連イベントに出演することができた。上の切り抜いた去年の記事の通り、見事「次のミナミホイールまでにはもう少し色々な面を頑張って、来年はもうちょっと面白い形で参加できればよいな、と思う。」は実現できたわけだ。
自分たちFunny Funk Fishが出演したのは、アメ村BIG STEPの真向かいという超好立地な場所にあるメガネ屋「PARIS MIKI」で3日間行われる無料ライブイベント「MEGANE WHEEL」だった。去年も、このイベント自体はたまたま見に行っていた。というより、絵描きコジマユイちゃんがライブペインティングをしていたので、その完成した絵を見に行った。その翌年、この壁に描かれた絵を見ながらライブをすることになるとは当時は考えてもいなかった。
ライブ自体は、普段持ち時間は30分が多いが、40分と潤沢にあったのでこれでもか、というぐらい重量級のセットリストを組んだ。その結果、自分たちの体力の限界に挑戦する羽目にはなったが、珍しい曲もやったし楽しんでもらえたなら良いな、と思う。8月から演奏している「Taiwan」が色んな人から良い評価の感想いただけるので、まあやっぱりこういうバカっぽい曲もたまにはいいな、と思う。途中のギターリフは本当自分でも好き。あとは、やはりミナミホイール期間だからか無料だからか、すごい久々に見てもらえた人がいたり、たまたま見に来た人もいたりして、それなりに人も集まっていただけて、自分も本当にライブ楽しかった。
あと、当イベント用に限定缶バッジを作った(トップの写真のやつ)。この日は結局少し残ったが、3日目に歩いていると「欲しい」と言ってくださった方が何名かいたので、見事ミナホ期間に限定缶バッジは全てなくなってしまった。受け取っていただいた方、ありがとうございます。
イベント自体は、自分たちの前のトップバッターがTHE YANG、その後FFF。そのあとは、徳永由希、the seadays、あの娘はウォンバット、という出演者が揃っていて、良くも悪くも「アクの強い、インパクトある」出演者だらけだったと思う。個人的には、みんな見応えあって面白かったし、後半2バンドが完全にメガネ屋を破壊する勢いで爆音出してたのが、2000年代後半〜2010年代前半感溢れていてよかった。誘っていただいたあの娘はウォンバット、本当にありがとう。
初日は、ライブがあまりにハードだったのか、一旦帰ってご飯食べてからknave深夜イベントに行こうと思ったけど、ご飯食べたあと気絶してしまった。ごめんなさい。
2日目は、別の場所、別のバンドでライブをしていた。
3日目は、再びアメ村界隈に行った。割とノープランで行ったけど、ディープファン君、THE CHARM PARK、ゼノ、THE BOSSSといろいろ見た。(COSMOS時間勘違いしてて見れなかったごめん。)
合間には、色んなバンドマンや、ライブハウスに来てくださるお客さんなどに会って、色々しゃべったりもした。そういう部分も含めて、ミナミホイールはインディーバンド界における、総集編みたいな趣がある。3日目の夜、三角公園では宴会が繰り広げられたり、酔いつぶれている人がいたり、バンドマンが弾き語りを初めて盛り上がる一角があったりという恒例の光景が繰り広げられていた。
結局のところ、本編のライブに出演したとかではないので、他の人から見たら小さな違いかもしれない。ただ、関連イベントとはいえミナホ期間にアメ村でライブをすることができ、より主体的にあの雰囲気を感じられたのは、自分的には去年と比べて大きな違いがあるミナミホイール期間だった。
そして、ちょうどここ数ヶ月でJanoは解散をすることになり、gugagugaは当面ライブしないと発表し、Emu sickSは活動休止を発表し、THE BOSSSも解散を決めた。来年、俺はより楽しい感じでミナミホイールに臨むことができるのか、正直わからない。この文章を書いている今はまだ活動休止や、解散をする予定はないが、急に明日何かあるかもしれない。だからこそ、また、悔いのないように1日1日を過ごしていくしかない、と思うミナミホイールだった。また来年、楽しい形でミナミホイールに関わることができればいいな。