あいぱくに行ってきた。
あいぱくとは、アイスクリーム万博である。ご当地アイスクリームが色々出展しており、珍しいアイスを見ることができる。ここ数年毎年全国各地で開催されており、今年の大阪は天王寺あべのハルカス近鉄百貨店の催会場(9F)で行われていた。
今の時代、本気を出せばネット通販でいつでも買えてしまう、という身も蓋もないことも言えるのだが、まあ何も知らない状態よりは手を出しやすい、というかやはり人がいっぱい購入している姿を見てしまうとつい買ってしまう、という意味ではとても効果のあるイベントだと思う。バンドもいきなりCDで聴いたりYoutubeで見るより、盛り上がってるライブ見た後の方が良いバンドに思えてくる現象があると思うが、アレと同じである。
とりあえず昼ごはんを食べていなかったので、すぐ買えそうな『長崎カステラアイス』を買って食べる。これは、以前のあいぱくでも買ったのだが、生地は見事にしっとり、かつ個人的にカステラに必須なザラメ砂糖もついている、クオリティ高いオススメアイスである。今回は白玉小倉味などバリエーションも増えていた。
その後、メインの狙いである、会場でしか食べられないアイスの列に並ぶ。自分は、桔梗屋の『桔梗信玄ソフト+』と、よねたやの『幸せカタラーナ』を食べた。両方とも、待ち時間60分の張り紙が出てたが、実際は30分待ったか待ってないかぐらいで購入できたと思う。会場で食べられるモノの一番人気は『マンハッタンロールアイス』のようで、これは90分の待ち行列ができていた。なんかボリュームでかそうでコレ食べると他のモノ食べられなくなりそうだったので自分はパス。
『桔梗信玄ソフト+』は、バニラソフトクリームに、信玄餅と信玄棒(さっくりふわふわとした焼き菓子的なもの)がトッピングされ、黒蜜ソースがかかっている。ソフトクリーム自体も濃厚だが、それに負けない黒蜜の味が更に甘みを引き立てている。信玄餅や信玄棒によって様々な食感が楽しめる素晴らしい和スイーツだった。特に、その場で作っているので餅がアイスの冷たさで硬くなっていないのが良い。信玄餅のもちもちの食感が存分に楽しめる。
『幸せカタラーナ』は、その場でバーナーで表面をキャラメリゼしてくれる。スプーンをさすと、表面は「パリッ」と音を立てて割れ、若干溶けてつつあるアイス部分もすっとスプーンが入っていく。カスタードの甘さと、カラメル部分のほろ苦さが絶妙。一瞬で食べてしまうのがもったいない美味しさだが、気がつくとなくなってしまうぐらい美味しい。
会場はとても人気で、上記2つを食べた後に持ち帰り用のアイスを買おうとしたら、すでに品切れしているモノもあった。個人的には、品切れしていた『焼きなすアイス』が気になった。売り切れるということはきっとおいしいんだろう…。同じ店は青のり風味?のアイスも売っていた。これもおいしいんだろうか。
こんな感じのあいぱくは、大阪は8/14(火)まで。なかなかの混み具合だが、持ち帰り用はパッと買えたりもするので、買い物ついでにも是非。