ドゥブルベ・ボレロの夏パルフェ

この日は、前日ライブでしんどいだろうな、と思って、若干余裕もあったので元々お仕事の休みを取っていた。ただ、実際はライブは(自分の責任だけど)機材の調子も良くなく演奏の出来も散々で、しんどいどころか正直へこんでおり、ついでになんとかテンションでごまかそうとした結果、割と首が真剣に痛めてしまい午前中は動くのも億劫、という感じだった。

本当は、早起きして京都に和スイーツでも食べに行くかな、とかも考えていたけれども、結局動き出したのも昼過ぎだし、夜には天満バンドワゴンのスタジオ練習が入っていたので遠出するわけにもいかない、ということで、大阪にあるところに行こうと決めた。

今回は、大阪本町にあるケーキ屋、『ドゥブルベ・ボレロ』。場所は、大阪市営地下鉄本町駅からは北に行き、オフィス街の中にある都会のオアシス、靭公園近くにある。若干距離はあるので、本町駅と肥後橋駅からならどちらからもあまり距離はないのかも。外観は、いかにもヨーロッパ風菓子店、といったお店。

店内では、たくさんの種類のケーキや焼き菓子が売られており、奥に喫茶スペースがある。落ち着いた雰囲気ながらもゴージャスな感じの喫茶スペースは、テーブルが多分5つか6つぐらい。おそらく20人程度入るのでは、といったところ。お持ち帰りで買って帰られるお客さんが多そうだけれども、休日だと喫茶スペースは少し待つことになりそう。

この「ドゥブルベ・ボレロといえば」というケーキがある。それが「アイアシェッケ」というドイツ発祥らしいチーズケーキだ。合計4層からなるベイクドチーズケーキは様々な味がして本当美味しいんだけれども、ちょっと前にもこのケーキは友人宅に持って行ったりして食べたので、今回は別のモノを食べようと思った。

ふとケーキのショーケースの上を見ると、「夏のパルフェ」という文字が目に入る。どうやら、ソルベやジェラートを2種類組み合わせられるらしい。アイス系のスイーツもそろそろ気温下がってくると終わりなのかな、と思いこの日はこれを注文した。アイスはどれも名前が複雑だったのでよくわからなかったので、唯一わかったミルクジェラートと、なんか美味しそうなピンク色したソルベを選んだ。

いざ運ばれてくると、ジェラートの合間に、このお店の様々な種類の焼き菓子が組み合わせられていて、よくある「コーンフレークでかさ増ししてます」的なパフェとは全く異なる高級感溢れるパルフェだった。上には先ほどのピンク色のソルベ(レシートを見ると「グァバ」と書いてあったのでおそらくグァバ味)が入っており、こちらは爽やかな味わいで上層に入ったメレンゲやチョコのマカロンといった、甘みの強い焼き菓子との組合せが抜群。焼き菓子にソルベを染み込ませる感じで食べると本当に美味しい。上層と下層の合間や、グラスの底にはスポンジケーキ的なモノも入っていて、これがまたアイスが染み込んでて美味しい。下層にはしっかりとミルクの味がするジェラートが入っていて、合間にはおそらくジンジャークッキーのブロックが入っていて、スパイシーな味をアクセントに濃厚なミルクの甘みが楽しめた。

お値段は850円だったはず。どでかいサイズやいろんなフルーツ盛りまくったパフェと比べると派手さは欠けるかもしれなけれども、洋菓子店の美味しさが存分に楽しめると考えると十分なお値打ち価格だと思う。

パルフェを食べながら、周りのテーブルを見るとみんな美味しそうなケーキを食べていたので、「ケーキも1つ注文しておけばよかったかな…」と若干後悔した。また近々アイアシェッケとかを食べに行きたい。

soe

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