Warning: simplexml_load_file(http://api.facebook.com/restserver.php?method=links.getStats&urls=http://sweetsweetdays.com/archives/965): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 400 Bad Request in /home/soefwj/sweetsweetdays.com/public_html/wp-content/plugins/tk-social-share/tk-social-counter.php on line 65
Warning: simplexml_load_file(): I/O warning : failed to load external entity "http://api.facebook.com/restserver.php?method=links.getStats&urls=http://sweetsweetdays.com/archives/965" in /home/soefwj/sweetsweetdays.com/public_html/wp-content/plugins/tk-social-share/tk-social-counter.php on line 65
Warning: file_get_contents(http://www.linkedin.com/countserv/count/share?url=http://sweetsweetdays.com/archives/965&format=json): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 404 Not Found in /home/soefwj/sweetsweetdays.com/public_html/wp-content/plugins/tk-social-share/tk-social-counter.php on line 145
THE BOSSS
(https://thebosss.jimdo.com/)
L→R
ちひろ (vo guitar)
MASASIX (guitar)
たなりょー (drum)
たなりゅー (basss)
とてつもなく盛り上げ上手のめちゃくちゃパーティーピーポー、というのが最初にTHE BOSSSに対して浮かぶイメージである。まず何よりギターボーカルのちひろちゃんの、「ノってる」感が凄い。彼らが開催するイベントはイケてる感じが凄いし、出ているバンドやお客さんすらオシャレ、という感じである。いわゆるコミュ力というのがあまりない俺からすると、こういった華やかな世界は縁遠いので、ライブを見るたび「こんな良い雰囲気を出してバンドやってみたかったな」と思わせてくれる。そして、彼らは単なるハッピーな奴ら、という訳ではない。作り出す楽曲のセンスもとても良く、確実な音楽の実力も持っているバンド、それがTHE BOSSSだ。彼らの、実力を伴ったイケてるバンドという姿、俺はとても憧れている。
ギターボーカルちひろちゃんや、ベースのたなりゅー、ドラムのたなりょーは、もう5年以上前からの知り合いであり、それぞれTHE BOSSS以前のバンドをやっている時に知り合った。知り合った時は、みんな神戸のライブハウスを中心に活動していた。ちひろちゃんはその頃からライブハウスのテンションをぶち上げる力はとてつもなくあったが、よりむちゃくちゃで、よりカオスな感じの若さ溢れるバンドマンであった。たなりゅー&たなりょーも、メロディがとても良いロックバンドをやっていて、歌を支える鉄壁のリズム隊、という印象であった。その後、彼らはそれぞれのバンドが活動休止などを経たりして、THE BOSSSを結成する。そのことを知った時には「ちひろちゃんのフロントマンとしての爆発力と、たなりゅー&たなりょーの実力あるリズムの組合せ、めちゃくちゃ面白そうだな」と思った記憶がある。
その後、彼らは、愛はズボーン、プププランドとともに「SUMMERズボップくん」というイベントを名村造船所跡地で5年間開催したり、昨年はワンマンライブを開催するなど、大阪のパーティーを盛り上げ確固たる地位を築いていった。その間も、ベースたなりゅーはプププランドにも参加、ドラムたなりょーは新バンドCOSMOSを結成するなど活躍の場を広げたり、ギターが脱退しても、現ギタリストMASASIXが加入する、といった形で活動を続けている。そんな彼らを頻繁に見れているわけではないが、時折ライブを見させてもらって思うのは、「いい大人の余裕が出てきた」である(凄い上から目線っぽくてごめんなさい)。
彼らの楽曲は、ジャンル的に言うとUKロック、ガレージロック、インディロックといったジャンルが中心になっているように思うが、ポップな要素も十分あり、ヒップホップのようなラップ的フレーズも取り入れたりと、とてもバラエティに富んでいる。それらは全体的にとても楽しい雰囲気のモノが多く、ライブで聞くと一緒に歌いたくなるようなモノばかりだ。そういった楽曲を演奏する際に、様々なライブイベントをくぐり抜けてきた彼らだからできる「一緒にノってくれたら凄い楽しいよ」という雰囲気が自然に出ているのが、彼らの凄い強みじゃないかと思う。今のちひろちゃんは、勢いやノリの良さ、悪ふざけっぷりが絶妙で、とてもちょうど良いバランスだと思う。「自分についてこれば絶対楽しい」という安心感すら出してくれる、理想のフロントマンだと思う。そして、他のメンバーも素晴らしい楽器の腕でフロントを支える。カラフルなギター、グルーヴのあるベース、ボトムを支え歌心あるドラムス…。それぞれ、凄いベタな表現ばかりになるけど、きちんと揃っているバンドはなかなかいない。こういった楽しませるための余裕と実力が兼ね備わっているのが、格好いい理由の一つだと思う。
また、楽しいだけではない、優しい雰囲気やクールな要素を出してくれるところもシャレている。彼らはとても格好いい大人な余裕がある。染み入るメロディ、心地よいコーラスワーク、素晴らしい楽器のフレーズ…。これも彼らがずっとライブをし続けてきているからこそ身につけてきた、色んな音楽の要素や、楽器の実力がなせる技である。これほどまでに確実な音楽の実力を備え、それを思いっきり活かした幅広い表現をできるバンドは他にないのではないだろうか。上のMVがある”My Girl”も、疾走感ありつつ、とても優しい雰囲気がある、良いメロディを持った曲だ。決してライブが楽しいとか、雰囲気がイケてるだけで終わるのではない、日常聴いても寄り添ってくれるような優しい雰囲気を持っている楽曲が彼らには揃っている。
THE BOSSSは、5/19に配信で新たなシングルリリースが決定している。また、7/7には大阪ではもう圧倒的な知名度を誇るサーキットイベントになった「見放題2018」への出演が決まっていたり、今年でラストになってしまうようだが名村造船所跡地で開催してきた「SUMMERズボップくん2018 THE FINAL」を8/4に開催する、といった形でこの後も楽しい予定が決まっている。彼らの爽やかな雰囲気は夏のサーキットやフェスにぴったり。暑くなってきても、彼らのライブを見るととても清々しい気持ちになれること間違いなし。もし、彼らをまだ観たり聴いたりしたことがない人がいれば、パンケーキ食べ放題ライブで存分に彼らにハマっていただき、その後迫ってくる暑い夏は、THE BOSSSと楽しんでいただければ幸いである。