もっさんcafeについて その2

自分のバンド、Funny Funk Fish以外に、前回のパンケーキ食べ放題ライブイベントから再び参加していただくことになったのは、素晴らしいフードを出してくれるもっさんcafeである。前回のイベント時も、大変お世話になった、というよりも前回イベントが良い感じになった大きな要因の1つは間違いなくもっさんのフードのおかげ、である。フードの多彩さ、クオリティの高さ、どれもさすがライブイベントのフードをずっと続けているだけある。前回のイベント時も、もっさんのフードがいかに素晴らしいかはblogで書かせていただいた(こちらをチェック)。俺は、パンケーキで彼女のフードのクオリティになんとか追いつき、追い越すことを目標にしなければならない。

しかし、この目標はとてつもなく遠い。なぜなら、もっさん自身が前回記事を書かせていただいた時からも、どんどんレベルアップをしているからだ。まず、もっさん自身が主催しているイベント”りんごJAM”のvol.5が3月に開催された。こちらは前回同様、再びもっさんの焼くクッキーが食べ放題であり、20種類3,000枚(だったと思う)という驚異的なボリュームが来場者に届けられた。20種類の内容は、甘いモノから塩っぱいモノまで揃っており、どれも食べ飽きず全種類一通り食べてもまた最初の方に食べたものが食べたくなる、という無限ループに引き込まれる美味しさだった。また、食べ放題とは別にもっさんのフードも販売されていて、俺は気がつくとケーキを2種類食べていたし、ご飯ものも食べようと思っていたらもう売り切れているという人気っぷりであった。もっさんが呼んでいる出演者も、前回記事に書かせていただいた時同様「小細工なしにひたすら格好いいバンド」が揃っていた。もっさんのフードとバンドに対する、愛のこもった一貫したポリシーが感じられて、今回も見ごたえも食べごたえもある、とても良いイベントだった。そしてりんごJAM、どうやら次回vol.6に向けて準備を進めているらしく、次は11月頃とのこと。非常に楽しみでまた行きたい。続報が待ち遠しい。

そして、とうとうもっさんはフード出店で東京にまで進出してしまう。それも、2月と4月の計2回だ。バンドはツアーやイベント参加で遠征ということはよく聞く。しかし、フード出店で遠征というのは。少なくとも俺は今まで聞いたことがない。これは、もう関西内だけではなく、全国区でもっさんの料理の美味しさが伝わっているということだ。先ほど、「もっさんのフードのクオリティに追いつき…」などと書いたが、これはとてもおこがましいことだな、と書き進める内に感じる。6/23には山口県の周南RISEでのイベントで遠征することも決まっている。どんどん活動の幅を広げるばかりのもっさんには、再度自分のイベントでフードを出していただけることに非常に感謝である。

この”Sugar Addiction”での、もっさんの料理のコンセプトは、俺のパンケーキと対比させ「酒がすすむおつまみ」である。前回は、カナッペやチャーシュー、野菜の煮物などなど…と多種多様なおつまみが繰り出された。塩味の効いたモノや、ほっこりした優しい味わいのモノと様々な範囲をカバーし、どれも良い感じのバルや小料理屋で出てきそうなメニューばかりだ。もちろん人気が出ないわけがない。パンケーキと合わせて、フードも恐ろしいスピードで消費され、またそれに合わせてお酒も恐ろしいスピードで注文されていった。俺自身はお酒は飲めないけれども、酒が進む料理、酒が進むライブというのは間違いないものだと周囲の人を見ていて感じる。今回も、もっさんにはこのようなおつまみを作っていただくようお願いしたので、再びフード・ライブともに皆さんの飲酒欲を高める要素を十分揃えられたと思う。FANJのお酒の在庫をなくす勢いで皆さん注文していって欲しい。

また、前回同様もっさんにはパンケーキ用のジャムも作ってもらえることになった。前回はグレープフルーツなど甘酸っぱいフルーツを使ったモノや、キャラメルやチョコベースのモノ、にんじんを使ったモノなど、こちらも様々な種類を用意してもらった。どれも個性があり、見事にアクセントになるものばかりだった。今回も、トッピングにはメープルシロップや生クリーム等ももちろん用意するが、このジャムを加えることで、パンケーキの味もよりカラフルに楽しめるようになるはずである。どういった種類のジャムが出てくるかはまだ未定だけれども、クオリティは間違いないと断言する。ぜひ、全種類制覇してパンケーキの味の変わり方を楽しんでほしい。また、恐らく前回同様お土産として買って帰ることのできるお菓子も販売してくれると思う。ぜひイベントの思い出にお菓子を買って帰り、家でも楽しんでもらいたい。

イベント”りんごJAM”や、不定期で開かれる定食屋さん”りんご食堂”(次回は5/17(木)の19時〜23時半)にてもっさんの料理をいただいたり、また自分のイベントにてフードを出してもらったりして感じることは「もっさんは本当に真摯だ」ということである。結局のところ、どういったジャンルでも、「真摯さ」というモノが人の心を動かすのである。そこに、クオリティというものが合わさることで、大きな満足が生まれる。それはバンドのライブでもそうだし、フードでも同様だと思う。もっさんの作る料理、イベントには本当にひたむきさが感じられるし、それに十分すぎるクオリティがあるので、これだけたくさんの人から愛されているのだと思う。俺はこの姿を本当に見習いたいし、自分のイベントでもパンケーキ、ライブともに、最大限努力しなければならない、とあらためて気を引き締める気持ちでいっぱいである。5/12、良いイベントになるよう頑張ります。たくさんの方来ていただければ幸いです。

soe

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